銀行融資の経営者保証が外せる!?
おはようございます!
セブンセンスグループの井本です。
中小企業庁が先月
「経営者保証」をつけない融資を
金融機関に促す仕組みを
導入すると発表しました。
https://www.fsa.go.jp/news/r4/ginkou/20221101/01.pdf
経営者保証がついている融資は
会社がその借入金を
返済できなくなったときには
、
連帯保証人である社長は
会社に代わって借金を
個人の財産を処分して
返さなくてはいけません。
経営者は超ハイリスク
それが世の常
と言わんばかりの
日本の状況が
変わるときが
やっと来たようです。
とはいえ、
経営者保証を外す制度は、
これまでも各金融機関の審査・協議で
可能ではありましたが、
実際はかなりハードルが高く、
なかなか利用されていませんでした。
現状、経営者保証のない融資は
政府系で50%弱、
民間では30%程度にとどまっています。
https://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/keieihosyou/
私も融資面談の立会の際に
社長様が連帯保証に入ってくれれば
融資は決まりやすいと思います
という言葉は
何度も聞いています。
しかし、今回のこの発表により、
このハードルはグッと下がると
予測されます。
これは2023年4月より
本格導入されます。
これまで経営者保証がついていたら、
リスクを恐れて
なかなか思い切った事業展開が
できなかった方もいるかもしれません。
経営者の皆さん、
今後はリスクがグッと軽減されます!
逆を言えば金融機関が
その分リスクを負う事になります。
なので、全ての融資を、
というよりも
一定の要件を満たした
会社・社長に対しては
経営者保証を外す、
というルールになります。
その一定の要件というのが、
大きく以下の3点です。
①経営の透明性
金融機関が定期的に
経営状況を確認できる
②法人・個人の分離
経営者が決算書と勘定明細を作成し
金融機関はそれらを確認できる
③財務基盤の強化
減価償却前経常利益が
2期連続でマイナスでない
&直近で債務超過でない
「経営者保証ない融資促す中小企業庁、数値基準を導入」
(日本経済新聞 11月29日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB282MP0Y2A121C2000000/
上記①②③について
当てはまっているかどうか、
当てはまるにはどうすれば良い?
などは、
専門家のアドバイスがないと
判断することは
難しいかもしれません。
また上記は
経営者保証を外すだけでなく、
今後融資を受ける上で
非常に重要なポイントにもなりえます。
・融資について相談したい
・経営者保証を外す融資を受けたい
・将来的に融資が受けられやすくなるよう
準備をしておきたい
などなど、
融資に関するご相談は、、、
そうです、
セブンセンスにGo!ですね。
コロナで借入金も
総じて増えましたし
不安のある方は
ぜひ担当者にご相談くださいね。
さあ、今週も頑張っていきましょう!