Column/コラム

補助金申請から支給までの10ステップ

補助金申請から支給までの10ステップ

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補助金の申請から支給までのプロセスは複雑で時間がかかりますが、
適切な準備と知識を持てばスムーズに進めることができます。
本ガイドでは、公募要領の発表から補助金の最終支払いまでを
10のステップに分けて詳しく解説します。
補助金申請をスムーズに進めるために、ぜひ参考にしてください。

【ステップ1: 公募要領発表】
補助金の公募要領は予告なく発表されることが多いため、
事前の準備が必要です。
経済産業省管轄の補助金は公式ウェブサイトで発表されます。
公募要領には、補助金の目的、対象事業、申請方法、必要書類、
選考基準、スケジュールなど詳細が記載されています。
公募開始後は迅速に公募要領を確認し、申請準備を始めましょう。
また、多くの場合、電子申請システム「GビズID」の取得が必要です。

【ステップ2: 応募期間から申請期日まで】
公募要領発表から申請期日までは通常2~3ヶ月です。
この期間に申請に必要な書類を準備し、申請書を完成させる
必要があります。特に事業計画書は審査の重要な要素であり、
詳細で適切な内容が求められます。
多くの場合、専門的な支援機関の助けを借りることが推奨されます。
セブンセンスは「認定経営革新等支援機関」ですので、
サポートを提供しています。

【ステップ3: 審査期間】
提出された申請書と事業計画は、審査委員会が評価します。
審査期間は一般的に2~2.5ヶ月ですが、延長されることもあります。
この間、申請者は結果を待つ間に事業の準備を進めることが重要です。

【ステップ4: 採択発表】
採択結果は補助金の公式ウェブサイトで公表されます。
採択率は補助金の種類や条件によって異なりますが、
ものづくり補助金の第17回公募では約29%でした。

【ステップ5: 交付申請】
採択発表後は交付申請を行います。採択された事業計画の内容を基に、
補助事業経費の精査が行われます。
見積書の提出や経費の確認が求められ、追加情報や修正が必要な
場合もあります。

【ステップ6: 交付決定】
交付申請が承認されると、交付決定通知書が発行されます。
この通知書を受け取ることで、事業の実施を開始できます。
事前の発注や契約は補助対象外となるため、注意が必要です。

【ステップ7: 補助事業期間(中間監査)】
交付決定通知書を受け取った後、補助事業期間がスタートします。
この期間中に進捗状況や資金の使用状況を確認する中間監査があります。
計画の変更や課題が発生した場合は、補助金管理機関への
報告や相談を行いましょう。

【ステップ8: 完了報告】
補助事業期間終了後、完了報告を行います。
交付決定で認められた通りに発注や支払いが行われたこと、
成果物の状態を証明する書類を提出します。

【ステップ9: 確定検査】
完了報告後、事業が計画通りに遂行されたかを確認する確定検査が
行われます。不備がなければ、補助金の最終請求手続きが進められます。

【ステップ10: 補助金請求】
補助事業の完了報告と確定検査が終了後、補助金の請求を行います。
必要書類を整えて補助金管理事務局に提出し、
承認されると補助金が支払われます。

【まとめ】
補助金申請から支給までのプロセスは複雑ですが、
詳細な準備と正確な書類提出が成功の鍵です。
専門家の協力を得ることで、プロセスを円滑に進めることが可能です。
適切な支援と正しい情報に基づく行動で、補助金の獲得を目指しましょう!