Column/コラム

育児休業給付金の審査要件の厳格化について

育児休業給付金の審査要件の厳格化について

おはようございます。
セブンセンス社会保険労務士法人の山崎です。
私からは、労務に関する最新情報やお役立ち情報、
事業主の皆様に注意していただきたいことなどをお
届けします。

今週のテーマは、育児休業給付金の審査要件の厳格
化についてです。

1歳未満の子を養育するために育児休業を取得した
場合、一定の要件を満たすと育児休業給付金が支給
され、保育園に入園できないなどの理由があれば、
2歳になるまで延長して支給されます。

育児休業給付金は育児休業を取得してから6か月ま
では育児休業開始前の賃金の67%が支給され、その
後は50%が支給されます。

育児休業給付金を延長して受給するために保育園の
落選を狙う事例が横行しているため、厚生労働省は
来年4月から、ハローワークに育休給付の延長を申
し込む際に、現在も提出が必要な自治体が発行する
保育園保留通知書に加えて、保育園の利用開始希望
日や保育園を選んだ理由、保育園への通園時間など
を記載する申告書の提出と復職意思を確認するなど
して審査を厳格化することが見込まれています。

それでは、来週もよろしくお願いいたします。