交通事故の際に受け取る保険金にも税金がかかる!?
おはようございます!
セブンセンスグループ(SSG)の徐です。
三連休は如何お過ごしでしたでしょうか?
ワタシは、ゴルフ、音楽会、バスケ、読書、
買い物etc.とフルコースでした!
疲れたぁ…。
さて、季節はすっかり秋。
週末や連休になれば高速道路も渋滞です。
ゴルフへ行くために高速道路を走っていた
のですが、行きも帰りも事故渋滞に…。
いくら自分が安全運転を心掛けていても、
巻き込まれてしまえばそれまでです。
もはや自分の力ではどにもなりません。
どんなに気を付けていても起こってしまう
のが事故なのです…。
さて、事故に遭うなんてことは誰しも考え
たくはないでしょうが、実はこんなところ
にも税金の疑問が出てきます。
なので、ちょっとだけお勉強しましょう~
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自動車事故でケガを負ったり、車に損害
を被った場合には、保険金や損害賠償金
など受け取ることがあります。
これって税金かかるのかな?
自分は安全運転してたのにー!
巻き込まれただけなのに税金も取るのか!?
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まず、事故の加害者の自賠責保険や
対人賠償保険から支払われる保険金は、
被害者に対する損害賠償金です。
損害賠償金とは、損害を被った場合に
その損害を穴埋めをするお金ですから、
利益が生じません。
つまり、非課税となります。
ケガをした場合などに受け取る入院や
手術、通院の際の保険金も損害賠償金
ですから、こちらも非課税です。
なお、ケガを負った場合は車にも物損
被害がある場合が多いと思います。
この場合は、加害者の対物賠償保険から
損害賠償金を受け取ることになりますが、
これもアナタの車の損害に対する補てん
ですから、非課税です。
まとめると、、、
交通事故などで被害者になった場合に、
保険会社から保険金、加害者から治療費、
慰謝料、損害賠償金などを受け取った時は、
これらは「損害を補填するためのお金」で
あり、「利益」ではないので、
全て非課税となります。
ただし!
事故の被害者が死亡して、死亡保険金を
遺族などが受け取った場合には、所得税、
相続税、贈与税のいずれかがかかります。
例えば、事故で亡くなった方(被相続人)
が保険料を負担し、相続人が死亡保険金を
受取った場合は、相続税の対象になります。
ということで、自動車事故の際に受け取る
保険金には、税金がかかる場合とかからない
場合とがあります。
特に死亡保険金を被保険者以外が受け取る
場合は税金がかかる、ということを覚えて
おきましょう。
あ、その前に、とにかく安全運転を!
セブンセンスグループ(SSG)には、
税務・労務・法務はもちろん、相続や贈与、
遺言に関するプロが多数在籍しています。
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