Column/コラム

非正規雇用で働く女性の意識調査

非正規雇用で働く女性の意識調査

非正規雇用で働く女性の意識調査

おはようございます。

セブンセンス社会保険労務士法人の山崎岳彦です。

私からは、労務に関する最新情報や

お役立ち情報、事業主の皆様に

注意していただきたいことをお届けします。

今週のテーマは、

非正規雇用で働く女性の意識調査についてです。

連合が全国の非正規雇用

(有期契約社員・嘱託社員、

臨時・非常勤公務員、派遣社員、

パートタイマー、アルバイト)で働く

20歳~59歳の女性1,000名を対象に実施した

「非正規雇用で働く女性に関する調査2022」

によると、今後の働き方について

「正社員転換して、現在の勤め先で働き続けたい」

が10.7%、「別の勤め先に転職して、

正社員の仕事に就きたい」が15.1%となり、

正規雇用で働きたい人が

合計25.8%となっています。

一方で、非正規雇用で働きたいと思っている人の

合計は33.3%となっており、

正規雇用で働きたい人よりも多くなっています。

仕事を選ぶ上でのこだわりについては、

「自分のやり方や自分のペースで仕事がしたい」

「収入を増やしたい」がそれぞれ77.7%で、

「やりがいのある仕事をしたい」(53.9%)や

「仕事の中で専門家として能力を発揮したい」
(24.2%)人よりも多くなっています。

女性活躍については、

「女性だけに働くことと家事・育児の両立を

求める風潮に疑問を感じる」が49.9%、

「非正規雇用の女性の働き方にも

目を向けてほしい」が32.7%となっています。

同一労働同一賃金や2022年10月からの

社会保険の適用拡大など、

非正規雇用で働く人に対する正社員に

近い扱いが注目されますが、

それぞれの働き方に応じた配慮が

必要かと思われます。

それでは、来週もよろしくお願いいたします。