『世界の贈与税』-日本の贈与税がかからない制度-
Topic『世界の贈与税』-日本の贈与税がかからない制度-
日本にも新しい春がやってきましたね。
今回は、日本の贈与税がかからない非課税制度を、外国人の方も概要がおわかり頂けるように、日本語と英語の一覧表でご案内いたします。
※なお、
日本では贈与を受けた方に贈与税の納税義務がありますので、日本居住の外国人の方であれば日本で贈与税の対象になる可能性があります。
また日本の財産であれば外国にお住いの方でも日本で贈与税の対象になります。
子供たちへの贈与税がかからない日本の制度について
日本では、通常、資金の贈与を受けた人は日本で贈与税を支払う対象者になります。
しかし、父母・祖父母から子や孫に贈与を行う場合には、贈与資金の目的に応じて、
”3種類の贈与税非課税枠制度” があります。
それぞれは実施期間、金額、条件などが異なりますがその条件を満たせば併用することもできるようになっています。
税制改正で期限も延長されました。
★ In Japan, the recipient of a gift of funds is generally subject to gift tax in Japan.
But, when parents/grandparents give gifts to their children or grandchildren, there are three types of gift tax exemption systems, depending on the purpose of the gift funds.
Each has different implementation periods, amounts, conditions, etc., but can be used together if the conditions are met.
= R5年税制改正 =
2023年4月1日以降の贈与からは下記の期限が延長されます。
From April 1, 2023, the following deadlines of gift will be extended.
※1 2026年3月31日 (March 31, 2026)
※2 2025年3月31日 (March 31, 2025)
★ こちらの制度の詳細や、外国人の課税関係についてはGEPAS bizまでご質問ください。
Please contact GEPAS biz for details of this system and taxation for foreigners.
子や孫の世代について
このあとお伝えする世代のことなどは、もちろん、税金には出て来ないのですが、贈与をする子や孫の世代を知ることで、彼らが望む形での贈与に繋がるかもしれません。
世界では、世代を表す言葉として、「X世代」(現43~58歳)、「ミレニアル世代」(現在28~43歳)、そして幼少期からデジタル機器に接してきたSNSを中心に生きる「Z世代」(8~27歳)という名称があります。
日本でも「ゆとり世代」(現在19~36歳)、「バブル世代」などの世代名称があります。
★次のように世界と日本の世代を棒グラフで表してみました。
(参考:Wikipedia参照に筆者作成)
Z世代の子供たちの消費行動
現在20歳前後の彼らは、何を感じて生きているのでしょうか。
将来の消費者であるZ世代だけに焦点をあててみました。
「Z世代」は、90年代後半から2000年代に生まれた世代で、2019年には、世界の人口におけるZ世代の割合は32%に達しており、彼らが今後の消費をリードしていくことになるのは確かですね。
幼少期からデジタルデバイスに囲まれて育ち、「ミレニアル世代」よりインターネット利用時間が長い傾向にある、いわゆるデジタルネイティブといわれる世代です。
= Z世代の消費行動と特徴 =
①リスクヘッジ思考型
Z世代の若者たちは行動より“リスクヘッジ”が先にあります。
たとえば飲酒メーカーが「若者はなぜビールを飲まないのか?」という調査をしたところ、十人以上の若者から「ビ-ル飲む意味ってあるの?」との回答です。
もし酔っ払って終電を逃せば、タクシー代がかかるし、翌日のパフォーマンスにも影響が出るかもしれない。
そうしたリスクを先に考えて、行動(飲酒)を控える傾向にあるそうです。
「お酒=楽しい」という概念に対して、彼らは疑問を覚えているわけですね。
飲んだ先に何があるか、その「結果」を飲む前から考えている。
②コスパ意識が高い
Z世代は“コスパ”への意識が高く、Googleではなく、SNSのハッシュタグで情報検索をして、口コミをもとに物を買うなどから、堅実で“時短”な消費行動が見て取れます。
③スマホ依存でテレビみない系
「何かを待つ」のがストレスだと感じています。
いつでもどこでもスマホで動画を見る習慣がある彼らからすると、家で、しかも画面のところまで行かないと見られないテレビはストレス。
スマホの持つ“フレキシビリティ”が彼らの当たり前であって、それを持ち合わせないものはすべて「不便」に思えてしまう。
④恋愛の志向も違う
コスパ重視のため、恋愛についても、多くのお金と時間を使うのに“割に合わない”と感じている。
一歩間違えれば、相手がストーカーになるリスクだってそこにはあるのだから、ゆるくつながっているくらいが丁度いいと思っていて、添い寝するだけの友だち「ソフレ」という関係があるのも彼らの世代なら。。
リアルでなく動画とも恋愛可能。
えっ、ほんとに… ますます信じられない? 肉食系大破(笑)
⑤起業家精神が旺盛
Z世代は野心的で目的意識が強いイノベーターであり、自分が目指すものに対してチャレンジすることや起業することに対して、恐れやためらいがない。
⑥グローバルな視点をもつ
幼い頃からインターネットを使用して世界中の情報を得ることができたZ世代は、海外コンテンツにも馴染んでいるため、さまざまな物事をグローバルな視点で捉える傾向がある。
⑦影響力重視の消費感
Z世代は、他の世代のように所有している商品が自分を表現する「物質」主義ではなく、消費行動自体が自分を表現するものとしており、「影響力」を重視する独特の消費感を持っているため、インスタ映えなど友達と話題を楽しむために消費を行う。
⑧社会的課題への意識が高い系
世界経済フォーラムの調査によると「Z世代」の87%が社会や環境問題に関心があることが明らかになっています。
また、平等の意識から社会活動に参加する人も多く、個人だけでなく企業も社会や環境などの課題に対して積極的に取り組むべきだと考えている。
⑨偏見が少ない
Z世代は人種やLGBTなどの性の問題に関して議論が高まる中で成長しているため、人種や性別、性的指向などにおいて偏見が少なく平等な考えを持っている。
(参考:Z世代研究所、ミレニアル世代とZ世代の違いとは?:マイナビNews、るいネット等)
そしてZ世代は大変な時代に生まれ落ちたので逆に楽観主義だそうです。
こうしてみると今のところ、思っていたよりしっかりしていそうなZ世代です。。
贈与をしても堅実に消費者となり運用もしてくれそうです。
将来の日本を安心して(?)託せそうな。。汗
★★★ 春分の日 3/21 ♪ ★★★
さて、今週は都心では、桜満開の週になる予報がでていますね。
そして、明日の “春分の日” はレアスペシャルデーです!
なぜなら・・
季節の変わり目である二十四節気の中でも、昼と夜の長さが同じで、東洋思想では陰陽のバランスがとれていて“おめでたい日”だそうですが、さらに、日本では「一粒万倍日」と「天赦日」、その上「寅の日」も重なる極めてエネルギ―が高い日になっているらしく、【最強 開運日】にあたる日だそうですよ。
何か新しいことを始めるにはとてもラッキーな日になるかもしれませんね。
★昨日マックで期間限定の “さくらんぼフィズ” を見つけました!
冷たいフィズも一気に飲めちゃう暖かさでゴクゴク
そんな暖かい日々と、日本の桜のギフトに感謝です。。
夜は焼酎割りで、 “サクランボサワー”にしてもおいしそうですね^^!
それに、マックはクーポンも使えるのでお得です。
Z世代もこれならぜひご一緒にいかがですか⁈
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