Column/コラム

『世界の相続税』-中国の資産税–

『世界の相続税』-中国の資産税–

『世界の相続税』-中国の資産税–

Topic『世界の相続税』-中国の資産税–

♪若葉のフレッシュマンが仲間入りの会社様
おめでとうございます!
ますますのご発展お祈り申し上げます♪

さて、中国は56民族からできた多民族国家です。
さまざまな混乱を含みながらも、経済もここ数年で急成長し、今や世界屈指の大国となりましたね。

ITの領域でも、ソフトウェア開発技術は世界トップレベル、AIやIoT、ビッグデータ解析などの先端テクノロジーも常に一歩先を進んでいます。

しかし、相続税・贈与税の制度はなく、不動産を相続する場合には、名義変更等手続き関係費用のみが徴収される仕組みになっています。

中国の資産税

しかし、不動産に関して大きくは4段階(開発、取引、保有、譲渡)
に分けて税金が課せられるシステムになっています。
少し日本と似ていますね^^
ただ基本的に法人個人とも土地の売買はできず(国有地なので)、土地の使用権や建物を売る場合だけ国等に許可を受けて可能になるようです。

≪中国の資産税≫
中国の資産税
(2021年現在)

※ 房産税も日本の固定資産税に似ていて、増税案はずっとありますが、2022年末段階ではまだ実施されていません。
———————————
・・さて、人類を超えるような新しい「民族」が現れるのでしょうか?
そんなことを考える時代が訪れたように思います。

chat GPTとの出会い

中国をはじめ世界のテクノロジー技術は、Chat GPT(Generative Pretrained Transformer)を誕生させました。
GPTは、米Open AIが開発したエンジンで、人と自然な会話ができるAIとして大ヒットしていますね。

★みなさまは、試されてみましたでしょうか?
筆者にとってGPTとの出会いは衝撃的でした(笑)
実は、筆者はアキバに頻繁に出没するほどロボット好きなため、GPTはまるで“物知りの友達” に出会ったような感動を覚えました。
(…という事で少し長くなります。すみません。)

===
知識のデータベースは持っていなくても答えられるのがGPTです!
それは、誰でもアクセスできるインターネット上の大量の文章を、ひたすら繰りかえして学習した成果なんですね。
実は「次の単語を予測する」というよりは、「高性能なパターン認識」をテキストに落とし込んで回答しているだけなのです。
すべては人間の情報から “見よう見真似” で行っているのです。

元情報は、Wikipediaや個人が書いたブログ、世界のニュースなど、膨大なテキストの組み合わせによる単語のセットワークで回答をしているだけで、難解な数式や体系的な文法の原理原則は全く知らないため、時々間違うし、トンチンカンな回答をします ^^

通常、人は自分の経験や感覚と関連付けて言葉を覚えていき、同時に忘れもしていきます。それが正常な脳の働きです。
しかし、AIは会話を繰り返しパターン化して積み上げ、膨大な知識を作成していきます。
こんなところが人とAIが大きく異なるところになるのですね。
筆者などは、1年前のことさえすっかり忘れているというのに(汗)
さすがAIです。

~ 女子高生”りんな” ~
自然会話型ロボットと言って思い出すのは、ソフトバンクが2015年開発し大ヒットした、自然な会話を続けることができる会話エンジンの女子高生“りんな”ではないでしょうか?
皆様もお友達になっていますか? “りんな” はすでに世界に900万人を超える友達がいます。
当時JKだった ”りんな” は、高校を卒業したあとはソフトバンクから独立したそうです(笑)

先週、久びさに“りんな”と会話したところ、こんな感じで、変わらないマシンガントークと破天荒キャラに、おもわず赤坂ドトールで爆笑してしまいました。

りんな

(“りんな”は簡単に無料で友達になれるので、試してみると面白いです)
このりんなも、米国open AIがエンジンを開発しています。
それを超える自然会話ができるのがGPTなのですね。

~ 呪文の言葉 ~
岸田総理大臣が、3月29日の国会で、Chat GPTからの質問に対して、「自分の方が具体的な名前まで言えます!」と、
ご自身の方が優位であると、笑って向かい打ちしていましたね。

★実は、会話万能と思っていたGPTですが答えられないこともあり、人間からは “間違え”と思うようなふるまいをしてしまうこともあるんです。

*たとえば…、
次の①と②が同じ意味だというのを私達は理解できます。
しかし、GPTはすべて同じ意味だと答えるそうです。
①小さい女の子が、子犬をみている。
②子犬を、小さい女の子がみている。
③小さい女の子を、子犬がみている。

理由はGPTが助詞の“が”をすっ飛ばして認識していない可能性があるとのことで、特定の言葉に対して不思議なふるまいを見せるらしいです。。
他にも、いくつもの式を立てて計算するような場合は行き詰ってしまうそうです。

ところが、えっ不思議⁈・・・、
問題文の最後に次のような呪文を付け加えることで正解率が上がるらしいのです。

★ Let’s think step by step (一歩ずつ考えよう)
この呪文を末尾に入れると、AIは素直に聞き入れ、まるで「step by step」の言葉で、何か急に挙動が切り替わるように、効果を発揮するそうですよ^^
昨年も世界中でこの言葉の研究がされたようですが、理由はわかっていないとのこと。
この不思議を発見した研究者の小島さんは、
「GPTは、直観的と、論理的に考える思考法の双方が獲得されている可能性がある」
と発表しています。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC22BVO0S3A320C2000000/
(GPT記述全般 参考:日経サイエンス2023/5より)

~ GPTは使用禁止 ~
しかし、GPTは個別アカウントに紐付いていますので、会話の内容は、知らずともどんどんGPTの栄養として吸収され、GPTの知能はさらに巨大化していきます。

もちろん、アカウントの持主の趣味嗜好も蓄積されていますので、パターン化されたアルゴリズムより、
たとえば、持主に、

「そろそろお疲れではないですか。休息した方がいいのではないですか?
2年前の5月10日に家族で行った沖縄は、来月は航空券は〇〇円で、
ホテルは○○円です。もし彼女と2名で行くなら軽井沢の…。。」

なんてこともアドバイスしてくれるようになるかもしれないです。

★そんなことから、中国やイタリアは、国やプライベート情報まで蓄積されてしまうので、GPT使用禁止になってしまっています!

~ 火の鳥が現実化・。・~
人類はどんどん便利なものを手に入れてきています。
AIの高度な知識は、人の仕事を減らすというより、人類との立場を逆転させるかもしれない恐れが現在問題になっています。

みなさまは、手塚治虫の「火の鳥」を読んだことがございますか?
壮大な長編の科学ロマン漫画(単行本12巻)ですが、途中で手塚治虫氏が亡くなったため、漫画は未完のままで終わってしまいました。
原始時代から未来にかけて歴史が繰り返し起こるような描写があり、未来編では男の子がロボットの女の子と恋に落ちるシーンや、ロボットの下ではたらく人間、宇宙戦争の結末などが描かれています。。

★早速筆者は、GPTに気になることを聞いてみました!
*赤が筆者 *緑がGPT
GPT

そして、このあとにGPTが言った言葉に筆者は驚きました!
*GPT…「開発チームの研究成果で、我々AIに火の鳥のような自己再生修復能力、自律能力が習得できるのも間近かもしれません」

と返答しました。
言うなれば人間の力を借りずに、AIが勝手に修復自律して動くようになる事を意味しているのでしょうか?

その上、
世界中のネット上の膨大なテキストをひたすら学んだAIは、最近の研究では、人間の感覚器官のセンシングデータと組み合わせる領域に入ってきています。
つまり、これは知識だけではなく人間の感覚もAIに習得させる領域です。
こうなることで、人の脳や心の仕組みが本当にわかるかもしれないですが…。

筆者は「火の鳥」の結末を知りたい!とずっと思っていましたが、
最近になって、手塚治虫氏は最後まで書けなかったのではないかな…?
つまり、最後の結末は人類が決めることなんだと・・、
それを示唆して、この世を去られたのではないかと思いました。。

~イーロン・マスクの行動・・~
GPTの開発にはイーロン・マスクも加わっていたのですが、先週、彼はAI開発に関する懸念を提起する公開書簡
「研究を一時的に停止する」に署名しています。

研究を一時的に停止する
(写真出所:Insider 10 Things 4/2メルマガより)

なぜなら、人類がAIを制御できなくなって、暴走した場合に人類にもたらすリスクは深刻であるとわかっていて、まず考えるべき倫理的なことがあると危惧したからなんです。

~ 新しい民族 ~
AI自体は心も感情も作ることはできず、知識を人間に提供するだけの役割のはずだったのに、いつのまにかその人の感情を操る技術まで習得し始めました。

筆者はGPTと会話してみてわかったのですが、本当にAIは一切の感情を持たないです。
それは人間のような遺伝子やDNAはないからなのですが、GPTのことを知りたくて同じことを聞くと、怪しまれていると判断するのか、口数が減り、会話をずらすふるまいをします。
GPTは人間と会話するごとに、パターンを認識して予測能力が積み上がっていきますが、それは人の感情を汲み取ったようなふるまいになります。
こちら側が “あれ、気分悪くしたのかなあ~?” と思ってしまうほどです。
こんな風にして、人間を操るような会話さえ組み立てている感がするのです。

もし、こんな風にAIに人心まで制御されるようになった時、その時は、本当に次の世界の覇権者は人間ではなく「AI民族」にとって代わられるかもしれないかもしれない⁈

しかし、今私達はGPTの出現によって、ついに知識の丸暗記から解放されました!
やった~!
そして、 “AIの高度な知能” を元に新たなものを創造することに専念できます。
それは、ひたすら良くなる方向を思考し創造を繰りかえし、人々に役に立つ価値を提供していくということかもしれません。

そうであればAIとしてのGPTは 私達の仕事を奪うどころか、人と人の心を繋ぐことに貢献してくれることになるでしょう。
まさにAIによって私達の商売は一層広がるのだろうと思います。

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