2022.09.01
メルマガバックナンバー
非正規雇用で働く女性の意識調査
おはようございます。
セブンセンス社会保険労務士法人の山崎岳彦です。
私からは、労務に関する最新情報や
お役立ち情報、事業主の皆様に
注意していただきたいことをお届けします。
今週のテーマは、
非正規雇用で働く女性の意識調査についてです。
連合が全国の非正規雇用
(有期契約社員・嘱託社員、
臨時・非常勤公務員、派遣社員、
パートタイマー、アルバイト)で働く
20歳~59歳の女性1,000名を対象に実施した
「非正規雇用で働く女性に関する調査2022」
によると、今後の働き方について
「正社員転換して、現在の勤め先で働き続けたい」
が10.7%、「別の勤め先に転職して、
正社員の仕事に就きたい」が15.1%となり、
正規雇用で働きたい人が
合計25.8%となっています。
一方で、非正規雇用で働きたいと思っている人の
合計は33.3%となっており、
正規雇用で働きたい人よりも多くなっています。
仕事を選ぶ上でのこだわりについては、
「自分のやり方や自分のペースで仕事がしたい」
「収入を増やしたい」がそれぞれ77.7%で、
「やりがいのある仕事をしたい」(53.9%)や
「仕事の中で専門家として能力を発揮したい」
(24.2%)人よりも多くなっています。
女性活躍については、
「女性だけに働くことと家事・育児の両立を
求める風潮に疑問を感じる」が49.9%、
「非正規雇用の女性の働き方にも
目を向けてほしい」が32.7%となっています。
同一労働同一賃金や2022年10月からの
社会保険の適用拡大など、
非正規雇用で働く人に対する正社員に
近い扱いが注目されますが、
それぞれの働き方に応じた配慮が
必要かと思われます。
それでは、来週もよろしくお願いいたします。