【フリーランス新法】「外部の人だから」は通用しません!厚労省が研修動画を公開

おはようございます。
セブンセンス社会保険労務士事務所の那須です。
2月も後半に入り、少しずつ春(主に花粉)の足音が聞こえてくる頃となりました。
年度末に向けてお忙しい時期かと存じますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は昨今の労務管理において重要度が増している「フリーランスに対するハラスメント対策」について解説します。
一昨年施行された「フリーランス新法」では、取引条件の明示だけでなく、就業環境の整備も重要な柱となっています。施行から1年以上が経過しましたが、外部のパートナーであるフリーランスへの対応は、まだ十分でないケースも見受けられます。
そこで本日は、先月厚生労働省から公開されたばかりの「最新動画」をご紹介します。
社内研修にも最適なツールですので、ぜひご活用ください。
■ 1. なぜ、今「フリーランスへのハラスメント対策」なのか?
立場が弱くなりがちなフリーランスは、発注者からの理不尽な要求や言動(ハラスメント)に対し、「契約を切られるかもしれない」と我慢してしまう傾向にあります。
こうした背景から、法律では発注事業者に対し、ハラスメント対策に係る体制整備を義務付けています。
■ 2. 先月公開!「研修動画」を活用しましょう
「具体的に何をすればいいの?」「現場の社員にどう説明すれば?」 そんなお悩みを解決するため、厚生労働省が「フリーランスに対するハラスメント対策の研修動画」を公開しました。
•動画の内容:ハラスメントの定義、具体的な事例、企業が講ずべき措置など
•活用シーン:発注担当者の研修、管理職への周知、コンプライアンス研修など
「ハラスメントは許さない」という方針を社内に浸透させるため、この動画を部署内で視聴する時間を設けてみてはいかがでしょうか。
■ 3. 企業が「やるべきこと」チェックリスト
動画とあわせて、以下の運用ができているか再確認をお願いいたします。
•方針の明確化:「フリーランスへのハラスメントも禁止」である旨を明示する
•相談窓口の「周知」:ここが最重要です。社内の相談窓口の連絡先を、契約時などに
フリーランスの方へ伝えていますか?
•事後の迅速な対応:相談があった際に事実確認を行い、適切に対処する体制を整える
■ 参考URL(動画・リーフレット)
下記の厚生労働省Webサイトにて、先月公開された動画や、周知に使えるリーフレットがダウンロード可能です。
•フリーランスに対するハラスメント対策の研修動画ができました!
(厚生労働省) https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/
koyouroudou/koyoukintou/zaitaku/freelance00007.html
最後に
ハラスメント対策は、単なる法的義務にとどまりません。
外部のパートナーと良好な信頼関係を築くことは、結果として貴社の業務品質や評判を高めることにも繋がります。
「窓口の案内をどう伝えればいいか?」「就業規則の規定例が知りたい」など、ご不明な点がございましたら、お気軽に弊所までご相談ください。
三寒四温の折、体調を崩されませぬようご自愛ください。

