2025.10.01
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出生後休業支援給付の要件確認ができる簡易診断ツールについて

おはようございます。
セブンセンス社会保険労務士法人の山崎です。
私からは、労務に関する最新情報やお役立ち情報、事業主の皆様に注意していただきたいことなどをお届けします。
今週のテーマは、出生後休業支援給付の要件確認ができる簡易診断ツールについてです。
雇用保険の出生後休業支援給付は、今年の4月からスタートした新しい制度です。
子どもの出生後一定期間に、原則として父母ともに育児休業を14日以上取得する場合に、最大28日間、休業開始前の給与の13%が支給されるものです。
しかし、支給要件や添付書類が複雑なため、申請から支給決定まで時間がかかるケースが多く発生しています。
そこで厚生労働省は、この複雑な手続きを簡単にできるツールを作成し、ホームページで公開しました。
「出生後休業支援給付の簡易診断(要件確認)ツール」
このツールは、以下のステップで進めるだけで、制度の対象となるか診断でき、必要な手続きや書類を確認できます。
- ご自身について選択
- 配偶者の状況を選択
- 配偶者について当てはまるものを選択
従業員の個別の事情を会社が確認することに負担を感じる場合は、この診断ツールを案内し、従業員自身で確認してもらう方法も有効です。
新しい制度のため、情報収集や手続きに不安を感じる従業員も少なくありません。
この診断ツールをぜひご活用ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/syussyougo_kanishindan_00001.html
それでは今後も労務に関するお役立ち情報をお届けしますので、よろしくお願いいたします。