導入企業の声から学ぶ、はぐくみ企業年金のリアル【第3回/全3回連載】

おはようございます。
セブンセンスの冨永です。
本メルマガでは金曜日に3週にわたり、全国で導入が進む「はぐくみ企業年金基金」についてご紹介します。
全3回でお届けしてきた「はぐくみ企業年金基金」特集、最終回の今回は、実際に制度を導入している企業の声を通じて、その“リアル”をご紹介します。
「うちの規模や業種でも導入できるの?」
「制度って本当に現場で活用されているの?」
そんな疑問にお応えする、現場の声を集めました。
■ ケース①:地方都市の中小製造業(従業員30名規模)
この企業では、これまで退職金制度が曖昧で、退職時に一時金を支給するだけという状態でした。
しかし近年は、中途採用の応募者や若手社員から「将来の備え」への関心が高まっていることを感じていました。
そこで、退職金制度を“見える形”で整えるため、はぐくみ企業年金基金を導入。制度設計や説明会はすべて支援会社が対応してくれるため、人事リソースの限られた企業でもスムーズに運用開始できたといいます。
■ケース②:首都圏の人材サービス会社
(株式会社・従業員100名規模)
この企業では、すでに企業型DC(確定拠出年金)を導入していましたが、元本保証があり、より安心して運用できる制度として、はぐくみ企業年金を併用することを決定。
- 導入の決め手となったのは、掛金に社会保険料がかからないこと
- 従業員がスマホやPCから自分で掛金額を設定・確認できるシステムの利便性
- 掛金額を個別に調整できる柔軟性
導入後は、福利厚生の説明時に退職金制度の強化としてアピールでき、採用活動の場でも差別化につながっているとのことです。
■ ケース③:福祉・医療法人(従業員50~80名規模)
一方で、福祉や介護の分野でも導入が進んでいます。
ある法人では「退職金制度が曖昧で、職員から不安の声があった」ところから制度整備に着手。
はぐくみ企業年金導入により、職員の将来への安心感と職場への信頼感が高まったといいます。
「きちんと老後のことまで考えてくれる職場」という印象が定着し、離職率の改善や内部満足度の向上にもつながったとの声が寄せられています。
■ 業種・規模を問わず、“制度化すること”の効果
業種を問わず共通していたのは、次のような点です。
- 自社で退職金制度を設計・管理するより、制度を外部化する方が効率的だった
- 従業員が「見える制度」で納得・安心し、定着や信頼に直結した
- 制度の柔軟性と導入支援体制により、中小規模でも無理なく始められた
■ 3回連載を終えて
退職金制度の見直しは、時間も手間もかかると感じがちです。しかし、すでにある仕組みを活用することで、自社の課題に合った制度化が十分に可能です。
「はぐくみ企業年金基金」は、その第一歩を支える現実的な選択肢のひとつとして、中小企業からも支持を集めています。
ご興味ありましたら、まずはお気軽にお問い合わせください。一緒に最適なプランを考えていきましょう。