【初心者向け】 マネーフォワード クラウド会計 仕訳入力講座 「入力方法まとめ① 自動で仕訳」

「マネーフォワード クラウド会計を導入したけれど、どの入力方法を使えばいいのかわからない…」
「仕訳入力の方法が色々あるけれど、自社に合ったやり方がわからない…」
こんな悩みをお持ちではありませんか?
『マネーフォワード クラウド会計』には、さまざまな仕訳入力方法が用意されています。
それぞれの方法は大きく3つに分けることができ、使い方によって業務効率は大きく変わります。
1.データを自動で取り込んで仕訳を作成する方法(「自動で仕訳」)
2.手動で細かく調整しながら入力する方法(「手動で仕訳」)
3.エクセルやCSV形式のデータを活用する方法(「会計帳簿」)
このコラムでは数回に渡り、仕訳入力の奥深い特徴を順を追って解説していきます。
第一回となる今回は「自動で仕訳」機能に分類される入力方法を紹介します。
最適な入力方法の選定に、きっとお役に立てるはず!ぜひ最後までご覧ください。

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「自動で仕訳」について

今回紹介する 「自動で仕訳」 は、仕訳を自動的に作成し、業務の効率化を図るための方法です。
「自動で仕訳」に分類される入力方法には、以下のようなものがあります。
- 連携サービスから入力
- AI-OCRから入力
- デジタルインボイスから入力
- 請求書 / 給与 / 経費・支払債務から入力
これらの方法を適切に活用することで、手作業の負担を軽減しながら、入力ミスを防ぐことも可能です。次のセクションでは、一つひとつの方法を順を追って詳しく説明していきます。
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1.連携サービスから入力
金融機関やクレジットカード、電子マネーなどの取引データを自動で取得し、仕訳を作成する方法です。
📝 「連携サービスから入力」を活用するメリット
・ 手入力がほぼ不要になり、作業時間を大幅に削減できる
・ データの取り込みが自動化されるため、入力ミスを防げる
・ 金融機関やクレジットカードとの連携により、正確な取引データを取得できる

この方法は、手入力をほぼ不要にしてくれるんだってー!
作業時間を大幅に短縮できるから、最も推奨される入力方法みたい!
特に、取引件数が多い企業や金融機関との連携が可能な場合は、業務が大きく効率化するって☆
2.AI-OCRから入力
アップロードした領収書や請求書の画像データをもとに仕訳を作成する方法です。
📝 「AI-OCRから入力」を活用するメリット
・ 領収書や請求書などの証憑をアップロードするだけで、仕訳を作成できる
・ 電子帳簿保存法に対応した『マネーフォワード クラウドBox』との連携ができる
📝 利用上の注意点
「AI-OCRから入力」機能は、法人向けの『スモールビジネスプラン』と『ビジネスプラン』のどちらでも利用可能です。ただし、『スモールビジネスプラン』では、基本料金内で利用できる件数が月5件までに制限されています。6件目以降の利用には、『ビジネスプラン』をご加入と、1件あたり20円(税抜)の追加料金のお支払いが必要となります。
※詳しい料金プランについては、公式の情報をご参照ください。
『マネーフォワード クラウド 料金・プラン』
https://biz.moneyforward.com/price/
※機能の詳細は、下記のコラムをご参照ください。
『マネーフォワード クラウド会計「AI-OCRから入力」&「マネーフォワード クラウドBoxと連携」 | 教えて!IT』
https://seventh-sense.co.jp/column/5003/

この方法は、普段からメールで請求書のやり取りを行っている企業であれば活用できそうだね~。他の入力方法と併用してもいいね!
3.デジタルインボイスから入力
電子インボイス(Peppol規格)を活用して仕訳を作成する方法です。これは、『マネーフォワード クラウドBox』に保存された電子インボイスデータをもとに、自動で仕訳を生成する仕組みです。
📝 「デジタルインボイスから入力」を活用するメリット
・電子インボイスのデータを直接取り込むため、請求書の内容を手入力する必要がない
・自動でデータが取り込まれるため、金額や取引先名の誤入力を防止できる
・ 『マネーフォワード クラウドBox』に保存することで、電子データとして一元管理できる
※機能の詳細は、公式の情報をご参照ください。
『「デジタルインボイス」の概要とマネーフォワード クラウドでの対応方法』
https://biz.moneyforward.com/support/account/invoice-knowledge/electronic-invoice01.html

現時点では電子インボイスの普及率が限定的だから、利用できる場面が限られるかもしれないけれど、情報収集をしておくと役立つかも~!
4.請求書 / 給与 / 経費・支払債務から入力
マネーフォワード クラウドシリーズと連携して仕訳を作成する方法です。
(例)
サービス名 | 作成できる仕訳 |
マネーフォワード クラウド請求書 | 請求書データをもとに、売掛金の仕訳を自動作成 |
マネーフォワード クラウド給与 | 給与計算のデータをもとに、給与仕訳を自動作成 |
マネーフォワード クラウド経費 | 経費精算データをもとに、仕訳を自動作成 |
マネーフォワード クラウド債務支払 | 買掛金や支払債務に関するデータを取り込み、仕訳を自動作成 |
📝 「請求書 / 給与 / 経費・支払債務から入力」を活用するメリット
・ マネーフォワード クラウドシリーズとの連携で、よりスムーズな会計処理が可能(データの流れを一元化できる)
・ 自動でデータを取得するため、転記ミスや計算ミスを減らせる

この方法を活用することで、請求書処理や給与計算、経費精算などの業務をよりスムーズに進めることができそう~!
業務に対応するソフトがあれば、積極的に利用するといいみたい!
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まとめ
今回は『マネーフォワード クラウド会計』の 「自動で仕訳」 に分類される入力方法について解説しました。これらの方法を活用すれば、これらの機能を適切に活用することで、仕訳作業の負担を軽減し、よりスムーズな会計処理を実現できます。
しかし、すべての仕訳を完全に自動化できるわけではありません。
経理業務の中には、細かく調整しながら入力しなければならないケースもあります。

次回は「手動で仕訳」について、詳しく解説するよー!お楽しみに~!