税理士試験合格の1年目社員が、会計事務所の仕事について思うこと。
税理士試験合格は、会計に携わる社員にとって、大きな節目であり、新たなスタートでもあります。弊グループでは、業務と試験勉強を両立しながら成長を続ける社員を全力でサポートしています。今回は、税理士試験に見事合格した風早さんにインタビューを実施。DX型の会計事務所での業務を通じて感じたこと、さらには未来への抱負について語ってもらいました!ぜひ、新たな一歩を踏み出した若手社員の姿をご覧ください✨
🔍税理士試験・新入社員・DX・RPA・確定申告
…これらのワードに「おっ‼👀」となった方、必ず最後までご覧ください!!!
DX支援部 BPO支援課
2024年入社・静岡拠点勤務
法人決算・年末調整・確定申告などの会計業務を中心に対応。
入社後、税理士試験に合格し、今後も活躍の幅が広がることが期待されている。
税理士試験合格者が語る、DXが進む現場の発見
風早さん、税理士試験の合格おめでとうございます!働きながら合格するのは大変だったのではないでしょうか?
そうですね。学生の頃と比べて時間が取れず、大変でした。ですが、決算や月次監査などの業務フローの理解も進み、次第に業務もスムーズに対応できるようになりましたし、残業も想像より少なかったため、勉強時間は十分に確保できました。
実際に会計事務所の業務をやってみて、税理士の仕事や会計事務所の業務に対する印象に変化はありましたか?
入社前から会計事務所の1年間の業務の流れは理解していましたが、想像よりも「パソコン作業が多い」と感じました。また、業務環境のDX(デジタルトランスフォーメーション)化が非常に進んでいることに驚きました。現在対応している年末調整の業務でも「脱属人化」を目標にRPAを活用しているので、DXに関連するツールに慣れていく必要があると感じました。
なるほど。その点に関して、何か苦労することはありましたか?
RPAが処理する部分と人が対応すべき部分の理解はできていますが、RPAがどのような仕組みで動いているかはまだ十分に理解できていないと感じています。対応中に『人がこのような対応をしてしまうと、この後のRPAの処理で何か不具合が生じてしまうのでは?』と不安になる場面もありました。いかなるケースでもRPAが問題なく動作するように、対応者である私もきちんと仕組みを理解して必要に応じて改善提案ができるようにしたいと感じました。
RPAに限らず、各工程の業務をきちんと把握する必要があるかもしれませんね。
そうですね。セブンセンスは業務分担がしっかり分けられています。そのおかげで自分の担当業務に集中でき業務効率化が実現できていると思いますが、自分が担当する・しない関係なく業務の全体図をより深く理解したいと考えています。そうすることで、より具体的な業務改善の提案ができると思いますし、担当業務の理解もより深まると思っています。
脱属人化を見据えた確定申告と、税理士の未来への挑戦
これからは確定申告の業務が本格的に始まります。確定申告で申告書作成を担当する上で、目標はありますか?
先日、部署会議で部長が話していた「多くの件数を対応する意識を持つことで、業務の理解が進む」という話が、強く印象に残っているので、まずは多くの件数を対応することに注力して沢山の経験を積んでいきたいと考えています。昨年の確定申告では、入社3年未満の方が約100件程度、申告書の作成をされたそうなので、まずは100件を目標に頑張りたいと思います。
また、確定申告でも「脱属人化」をテーマに業務の自動化を進めています。今後、対応件数が増えていくことを踏まえて、今以上に自動化を進めていく意識で取り組みたいと考えています。
では、最後に、今後の抱負を教えてもらえますか?
まず、税理士資格を取得した後は、特定の分野に特化するのではなく、幅広くお客さまに関りたいと思っています。お客さまと共に会社の未来を考えられるパートナーのような存在になりたいです。
そして、税理士としての知識やスキルをさらに磨きながら、所内の業務効率化にも積極的に取り組みたいと思っています。顧客支援型のスタイルを実現し、お客様にとって頼れる存在になれるよう頑張りたいです。
その意気込みなら、これからも素晴らしい活躍が期待できそうですね。私たちも全力でサポートしていきますので、引き続き一緒に頑張りましょう!今日はありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございました!
今回のコラムでは、風早さんが取り組む確定申告業務や、DXやRPAを活用した業務効率化への挑戦をご紹介しました。今年の確定申告では、会社全体で掲げる「脱属人化」をテーマに、効率的かつ正確な業務遂行を目指しています。また、風早さん自身は、税理士として幅広いお客様に寄り添い、未来を共に考えるパートナーになるという目標を掲げています。
私たちも、DXやRPAの力を活用しながら「脱属人化」の実現を進め、業務効率化と品質向上を追求し、より多くのお客様に喜んでいただけるサービスを提供してまいります。