Column/コラム

『世界の税金』-すと~きんW -1-

『世界の税金』-すと~きんW -1-

『世界の税金』-すと~きんW -1-

News Room《“International Taxation” News》
(2024.3.18)

海外資産にかかる税務は少しずつ身近な出来事になってきています
“GEPAS biz letter”は、seventh sense groupの大切なお客様に向け、
海外税務に関するさまざまな情報を発信しております
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 Topic『世界の税金』-すと~きんW -1-
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★ストーキングされている金融口座⁈
これを名付けてすときんだぶり-”

海外の金融口座はいつもみられています。
地球は狭くなってきたと言われますが。。。

となりの芝生は青くみえる!
ほんとうなのかなと思い、身を乗り出して見てみるが垣根があって、
そして自分が小さいので、いままではほんとうのことは見えてこなかった。。。。

しかし、21世紀になると芝生に垣根があっても、
たとえ闇夜で暗くても、雪が白く積もっていても、
芝生がほんとに青なのか赤なのか、
いえいえ大黒字なのか、特定の人にはちゃんと見えるようになってしまったのです。
地球が狭くなっというより、特定の人が大きくなったように。。

★今では、海外金融口座はいろんな角度から世界中の税務当局からみられているんです!
すと~きんWです!

■1■. 世界の租税条約等に基づく情報交換
海外の金融口座は各国との租税条約に基づいて常に情報交換されています。
代表的なものは次のものです。

★自動的情報交換
 ①CRSに基づく非居住者の金融口座情報(CRS情報)
  ②国別報告書(CbCR)
    ③法定調書情報に基づくもの 
★自発的情報交換
★要請に基づく情報交換 
の3つの制度が確立しつつあります。

■2■.その目的は・・
ではなぜ国家権力を行使してまで、
個人財産に対してこのような行為がされているんでしょう?

※ ストーキングが許されるのかどうかはまた別の議論ですが、
 少なくてもお金持ちが税金を払わずどんどん太っていき、
 まじめな人が税負担でどんどん痩せていかないように
 各国がそれぞれ見張っているわけですね^^

“そう、その目的はただひとつ!

外国の金融機関等を利用した国際的な脱税及び租税回避に対処するためなのです。
このためOECDにおいて、非居住者に係る金融口座情報を税務当局間で自動的に交換するための国際基準である「共通報告基準(CRS:Common Reporting Standard)」が公表され、日本を含む各国がその実施を約束したのです。

■3■.R4年度の日本の金融口座情報交換の結果報告
昨年度はどのくらいの情報交換がされたのでしょうか?
 ① CRSに基づく非居住者の金融口座情報(CRS情報)
*日本居住者の金融口座情報252万6,181件(95か国から入手)
*外国居住者  〃  53万2,037件(78か国に提供した)
   ➢そのうち個人口座は約250万件、残高約10.9兆円

② 国別報告書(CbCR)
*外国に最終親会社等がある2,237グループからのCbCRを53か国から入手済み。
日本に最終親会社等がある866グループのCbCRを61か国に提供した。

 ③ 法定調書情報に基づくもの 
*7万7,103件を外国税務当局から入手。
*75万791件を外国へ提供した。 などなど。



(see:国税庁)

■4■. 各国にも個人納税者制度はあるのでしょうか?
 しかし、OECD加盟国でも、個人納税者番号制度のある国とない国があります。
それぞれいくつかの国は下表のようになっています。



このほかに国ごとに、法人番号の制度も別にありますので、
法人での金融口座をお持ちの場合はそちらもご留意が必要になります。

(see: OECDのポータル「Tax Identification Numbers(TINs)」
http://www.oecd.org/tax/automatic-exchange/crs-implementation-and-assistance/tax-identification-numbers/ )

★★ さまざまな課題を乗り超えたつながり ★★
海外の金融口座が情報交換されることで、
個人のプライバシーが国家権力のもとに侵害されると懸念する考え方もありますね。
しかし、一方で多くの国では、
海外の所得や資産も含めて正確に申告する必要があると考えています。

そして、国際的な金融システムの安定と透明性を確保するためには、
やはり国際協力と規制の強化が必要というのも一理あります。

海外の金融口座情報の交換は、
これらの目標を達成するための一環として位置付けられています。
次回では、”すと~きんW” で得られた資料がのように活用されているかを記述いたします。

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