おはようございます。

セブンセンス社会保険労務士法人の山崎です。

私からは、

労務に関する最新情報やお役立ち情報、

事業主の皆様に注意していただきたいこと

などをお届けします。

今週のテーマは、

「部分出向について」です。

部分出向とは、出向元で勤務しながら出向先でも

勤務することです。

部分出向のメリットは、出向元からすると、一時的

な人材の余剰があっても人件費を削減しながら人材

の流出を防ぐことができることにあり、

出向先からすると、一時的な労働力不足の際に即戦

力を獲得できることにあります。

部分出向では、出向元の従業員は出向元との雇用を

維持したまま出向先とも雇用契約を結ぶことなる

ため、出向元と出向先で出向契約書により

出向期間や労働条件などの取り決めをする

必要があります。

部分出向では、社会保険、雇用保険は出向元で
加入しているため、基本的には社会保料険・雇用保険料

は出向元で納付しますが、負担割合については取り

決めておく必要があります。

労災保険は出向元、出向先の両方に適用されるため、

労災が発生した時は発生した事業所の相殺が

適用されます。

今年のメルマガは今日で最後になります。
1年間お読みいただきありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。