2022.09.14
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小学校休業等対応助成金の延長
おはようございます。
セブンセンス社会保険労務士法人の山崎岳彦です。
私からは、労務に関する最新情報や
お役立ち情報、事業主の皆様に
注意していただきたいことなどをお届けします。
雇用調整助成金の特例が11月まで
延長されることが発表されましたが、
小学校休業等対応助成金も11月まで
延長される予定になりました。
以前もご案内しましたが、
小学校休業等対応助成金とは、
新型コロナウィルス感染症に関する対応として、
臨時休業などをした小学校や保育所などに通う子ども
新型コロナウィルスに感染し、小学校や
保育所などを休む必要がある子ども
の世話をする必要があるため、保護者に
有給の休暇を取得させた事業主に対して
支給されるものです。
有給の休暇は、年次有給休暇とは別に特別な休暇
として付与する必要があり、支払う賃金の額は
年次有給休暇を取得した場合に支払う賃金と同額になります。
金額は、事業主が支払った金額の10/10ですが、
支給額の上限は9,000円から8,335円に変更されました。
現在実施されている地域はありませんが、
緊急事態宣言の対象区域、または
まん延防止等重点措置の対象区域だった地域に
事業所のある企業の場合は15,000円から
12,000円に変更されました。
半日単位の休暇や時間単位の休暇も対象
になりますし、年次有給休暇や欠勤を
事後的に特別休暇に切り替えた場合も対象になります。
助成金申請の際には、原則として、
小学校等からの臨時休業等に係るお知らせ
(メールや小学校等のHPに記載を含みます)の
写しの提出が必要ですが、無い場合でも
申請書類中の有給休暇取得確認書ヘの記載でも
差し支えないとされています。
それでは、来週もよろしくお願いいたします。