Column/コラム

小規模事業者持続化補助金の「賃金引上げ枠」「卒業枠」って?

小規模事業者持続化補助金の「賃金引上げ枠」「卒業枠」って?

小規模事業者持続化補助金の「賃金引上げ枠」「卒業枠」って?

おはようございます!
セブンセンスグループの井本です。

わたくし、あることに気づきました。

以前のメルマガで紹介していた

『小規模事業者持続化補助金』

について

「通常枠」と「インボイス枠」
をご紹介したまま

すっかり尻切れトンボで
忘れていたのです。

残りの「枠」として

①「賃金引上げ枠」

②「卒業枠」

③「後継者支援枠」

④「創業枠」

があるので

今日は①と②について
ご紹介したいと思います。

が、その前に、

「通常枠」が
補助金の上限額が50万円、

「インボイス枠」では
100万円に対し、

上記の①~④はいずれも

なんと、上限枠が
200万円になっています。

そんな特典があるのに

ご紹介するのを
すっかり忘れてしまっていました・・・

ゴーメンナサーイヨー

なお、

補助対象となる経費など
基本事項については

メルマガバックナンバーの
「通常枠」の説明をご参照くださいね。

記事はコチラ

では、さっそく、

①「賃金引上げ枠」についてです。

「最低賃金の引き上げが行われた中、

それに加えて更なる賃上げを行い、
従業員に成長の果実を分配する
意欲的な小規模事業者に対して
政策支援をするため」

繰り返しになりますが、
通常枠のなんと4倍に相当する
200万円に上限がアップされます。

具体的には、

補助事業実施期間に

事業場内最低賃金を
地域別最低賃金より
+30円以上とした
事業者に対して、

あるいは、

すでに事業場内最低賃金が
地域別最低賃金より
+30円以上を
達成している場合は、

現在支給している
事業場内最低賃金より
+30円以上にする
事業者に対して

「賃金引上げ枠」の
適用がされます。

また、直近決算において
課税所得ベースで
赤字の会社であれば

補助率が通常2/3のところ

なんとなんと、
その補助率を3/4まで
引き上げてくれます。

さらにこの
赤字申請の場合には

政策加点による優先採択を実施する、
とのことですので

一般的に賃金が低いとされている
中小企業の賃上げに

政府が力を入れていることが
伝わりますね。

つぎに「卒業枠」
についてです。

卒業?

何から?

食後のデザートから?

いいえ

この補助金が規定している

〝小規模事業者”からです。

補助事業実施期間中に
常時使用する従業員を増やし、

小規模事業者として定義する
従業員の枠を超えて
事業規模を拡大してくれるなら

「通常枠」のこれまた4倍の
200万円に上限がアップされます。

例えばサービス業
(宿泊業・娯楽業除く)は
従業員5名以下が

「小規模」ですので

6名以上に人員を増やせられれば
オッケーです。

ただし、
この要件を満たさない場合は、

交付決定後であっても、
補助金の交付は行われませんので
要注意です。

ということで、

小規模事業者持続化補助金のご相談は、、、

そうです、セブンセンスにGo!ですね。

さあ、今週も頑張っていきましょう!