2022.06.15
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小学校休業等対応助成金の延長
おはようございます。
セブンセンス社会保険労務士法人の山崎岳彦です。
私からは、労務に関する最新情報や
お役立ち情報、事業主の皆様に
注意していただきたいことなどをお届けします。
今週のテーマは
小学校休業等対応助成金の延長についてです。
雇用調整助成金の特例が9月まで
延長されることが発表されましたが、
小学校休業等対応助成金も9月まで
延長される予定になりました。
以前も小学校休業等対応助成金について
記載しましたが、
小学校休業等対応助成金とは、
新型コロナウィルス感染症に関する
対応として、臨時休業などをした
小学校や保育所などに通う子ども
新型コロナウィルスに感染し、小学校や
保育所などを休む必要がある子どもの世話をする
必要があるため、保護者に有給の休暇を
取得させた事業主に対して支給されるものです。
有給の休暇は、年次有給休暇とは別に特別な
休暇として付与する必要があり、支払う賃金の
額は年次有給休暇を取得した場合に支払う賃金と
同額になります。
金額は、事業主が支払った金額の
10/10ですが、支給額の上限は9,000円です。。
現在実施されている地域はありませんが、
緊急事態宣言の対象区域、または
まん延防止等重点措置の対象区域だった地域に
事業所のある企業の場合は15,000円です。
半日単位の休暇や時間単位の休暇も対象に
なりますし、年次有給休暇や欠勤を事後的に
特別休暇に切り替えた場合も対象になります。
助成金申請の際には、原則として、
小学校等からの臨時休業等に係るお知らせ
(メールや小学校等のHPに記載を含みます)の
写しの提出が必要ですが、無い場合でも
申請書類中の有給休暇取得確認書ヘの記載でも
差し支えないとされています。
それでは、来週もよろしくお願いいたします。