おはようございます。

セブンセンス社会保険労務士法人の山崎です。

私からは、労務に関する最新情報やお役立ち情報、事業主の皆様に注意していただきたいことなどをお届けします。

今週のテーマは、東京都が実施しているテレワーク促進助成金についてです。

テレワーク促進助成金は、従業員が生き生きと働ける職場にする、育児や介護をしている従業員の離職を防ぎ、長く働いてもらう、仕事探しをしている人に魅力を感じてもらえる会社にするなどの目的を達成するために、都内事業所に所属する労働者を対象に、在宅勤務、モバイル勤務等を可能とするテレワーク機器・ソフトウェア等のテレワーク環境整備に必要な経費を支出した事業所に助成するものです。

助成金の金額は、2人以上30人未満の事業所の場合、150万円を上限に3分の2を、30人以上999人以下の事業所の場合は、250万円を上限に2分の1です。

この助成金を受けるためには、テレワーク東京ルール実践企業宣言制度に登録し、「テレワーク推進リーダー設置」表示のある宣言書がウェブサイト上で発行されていることが必要です。

また、都内に勤務する常時雇用する労働者が2名以上在籍し、そのうち1名は、申請日時点で6か月以上継続して雇用されている雇用保険被保険者でなければなりません。

事業主は事業計画書を東京都に提出し、支給決定を受けた後にテレワーク機器等の申込、

契約、購入等をし、テレワーク実施対象者全員にテレワーク勤務を6回以上実施させばならない等の要件もあります。

この助成金の今年度の申請受付期限は令和7年2月28日までになっています。

それでは、来週もよろしくお願いいたします。