Column/コラム

労働保険の年度更新について

労働保険の年度更新について

おはようございます。
セブンセンス社会保険労務士法人の山﨑です。

私からは、労務に関する最新情報や
お役立ち情報、事業主の皆様に注意して
いただきたいことなどをお届けします。

今週のテーマは、
労働保険の年度更新についてです。

年度更新とは、
前年4月分から当年3月分までの従業員に
支払った給与の総額を申告し
前年の労働保険料を確定させるとともに、
当年の労働保険料の概算を申告するものです。

保険料の算出方法は、労災保険料は、
保険年度(前年4月1日から当年3月31日まで)に
全ての労働者に実際に支払われた賃金総額に、
事業に応じた料率を乗じて算出します。

雇用保険料は、保険年度
(前年4月1日から当年3月31日まで)に
雇用保険の被保険者となる労働者に
実際に支払われた賃金総額に事業に応じた
保険料率を乗じて算出します。

労働保険料の申告・納付は7月10日までと
なっており、社会保険の算定基礎と並びに
1年の中で最大の社労士業界のイベントに
なっています。

概算保険料額が40万円以上(労災保険、
雇用保険のどちらか一方の場合は20万円以上)
になる場合は、3回に分けて
納付することもできます。

それでは、来週もよろしくお願いいたします。