Column/コラム

前回に引き続き育児・介護休業法の改正について

前回に引き続き育児・介護休業法の改正について

おはようございます。
セブンセンス社会保険労務士法人の山﨑です。

私からは、労務に関する最新情報や
お役立ち情報、事業主の皆様に
注意していただきたいことなどを
お届けします。

今週のテーマは、
前回に引き続き育児・介護休業法の改正に
ついてです。

前回は育児休業の改正について
紹介しましので、今回は介護休業の改正に
ついてご案内します。

介護休業の改定としては、
介護離職防止のための仕事と介護の
両立支援制度の強化等の措置について
盛り込まれています。

具体的には、

①労働者が家族の介護に直面した旨を
申し出た時に、両立支援制度等について
個別の周知・意向確認を行うことを
事業主に義務付ける

②労働者等への両立支援制度等に関する
早期の情報提供や、雇用環境の整備
(労働者への研修等)を事業主に義務付ける

③介護休暇について、勤続6月未満の労働者を
労使協定に基づき除外する仕組みを廃止する。

④家族を介護する労働者に関し
事業主が講ずる措置(努力義務)の内容に、
テレワークを追加する

などの内容が含まれています。

それでは、来週もよろしくお願いいたします。