Column/コラム

事業再構築補助金の「成長枠」と「産業構造転換枠」の考察

事業再構築補助金の「成長枠」と「産業構造転換枠」の考察

事業再構築補助金の「成長枠」と「産業構造転換枠」の考察

おはようございます!
セブンセンスグループの井本です。

週末はスタッフの
結婚披露宴に参列するため
大阪に行ってきました。

幸せな2人とそのご家族を見て
幸せな気分を分けてもらってきました。

ちなみにSSG東京オフィスだけでも
今年に入り、なんと4人も結婚しています。

しかも皆さん20代!

結婚という言葉が
脳細胞に1つもなかった
20代当時の私からすると

皆さん本当に素晴らしすぎです。

明るい未来に向かって
ぜひ1日1日を大切に
積み上げて欲しいと
心から思います。

ということで?

今日も今日とて
『事業再構築補助金』
のお話です。

新しい枠として
①「成長枠」

(成長分野への大胆な事業再構築に
取り組む事業者向け)

②「産業構造転換枠」

(国内市場縮小等の構造的な課題に
 直面している業種・業態の事業者向け)

③サプライチェーン強靭化枠

ができるというお話を
先週しましたね。

ここでいう、

成長分野、とか、

構造的な課題に直面している業種、

って、

一体どのような分野や業種なのでしょう?

私の知る限り

『事業再構築補助金』
の要件としての
明確な答えは
まだ発表されていません。

(されていたらそっと教えてくださいね。
来週のテーマにしたいと思います笑)

が、私なりに
政府が発表している
他の資料から
答えを用意してみました。

なので、間違いかもしれませんが
(きっと)遠からず、

ということで
将来を占ってみましょう。

参考になるものとして

内閣官房から発表されている
『成長戦略実行計画』(令和3年6月18日)

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/seicho/pdf/ap2021.pdf

こちらには
こんな記載があります。

「コロナ禍の下でも経済を牽引している、
デジタルやグリーンといった
成長の潜在可能性のある分野については、
将来に向けた積極的な成長戦略を進める。」
(P4参照)

こちらは閣議決定されていますので

成長分野としての
おそらく正解のキーワードは、、、

「デジタル」と「グリーン」分野です。

もう少し具体的な
内容が知りたい方は
以下の資料がおススメです。

『成長戦略の秋に向けた検討課題案』
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/seicho/seichosenryakukaigi/dai13/siryou1.pdf

では、逆に後者の
構造的な課題に直面していると
考えらえている業種は
どのような業種でしょう?

上記と同じ
4ページ目にその答えがありました!

「飲食、宿泊、文化芸術・
エンターテインメントなどの業種には
コロナ禍によって
大きな影響が生じていることから、
事業の継続を支援するとともに、
ポストコロナの時代に向けた
新たな取組や業態転換といった
事業再構築を支援する。」

ということで
おそらく正解は、、、

飲食、宿泊、文化芸術・
エンターテインメントなどの業種

になるのでしょうね。

また、中小企業庁から発表されている

『ウィズコロナ・ポストコロナの
間接金融のあり方について』
(2022年6月6日)

https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/shingikai/kinyu/005/s_01.pdf

という資料でも

飲食業、宿泊業、旅客運送業、
娯楽業、生活関連サービス業は

全業種平均よりも営業利益が
減少している割合が多いという
資料を掲載しています。
(P7参照)

したがって、
上記に関わるような業種が
ダイナミックな転換を
するような場合には

②「産業構造転換枠」

が適用できるようになる・・・?

今後の新たなチャレンジの参考に。

『事業再構築補助金』のご相談は、、、

そうです、セブンセンスにGo!ですね。

さあ、11月も終わりいよいよ12月に突入です。
今週も頑張っていきましょう!