Topic『世界の所得税』-日本とアメリカの所得税申告-

モデルでタレントの岩橋玄樹（26）氏が、18日に米国の＜Three Six Zero＞と契約をしましたね ^^
岩橋氏は元＜King ＆ Prince＞のメンバーですが、3月末にジャニーズを退所して、“ 日本のすばらしさを世界に届けたい ”との思いで、米国に移住し海外で活躍していくとのことですよ。
今後がとても楽しみです ^^

日本と米国での所得税の申告について

さて、その岩橋氏から次のような質問があったとします。

Q． 「僕は長期に米国に居住する予定で、今年はまだ日本と行ったり来たりですが、2024年からは完全に米国に居住します。
この場合日米での自分の税金の申告はどのようにしたらいいんでしょうか？」

（前提）
＊米国には2024年からは完全に1年以上居住することが決まっている。
＊日本で住んでいたマンションは、日本の不動産会社に賃貸して、2024年は年間300万円の家賃収入がある。
＊米国＜Three Six Zero＞からの2024年の給与は２千万である。
＊日本からのその他所得は生じない。

A.両国で、課税国・居住性・源泉性をそれぞれ確認しながら検討を進めますと、次のような課税関係になると考えられます。

日本での税金の検討をする・・

① 岩橋氏は非居住者である
② 米国給与は国外源泉所得である
③ 日本家賃収入は国内源泉所得である

（従って・・）
日本では②の給与は日本の課税対象にならず、
③のみ源泉徴収20％（所212・213条）され、
2025年3月の所得税の確定申告で精算します（所164条１）。

米国での税金の検討をする・・

① 岩橋氏は居住者である
② 米国給与は国内源泉所得である
③ 日本家賃収入は国外源泉所得である

（従って・・）
米国では岩橋氏は居住者であるので、
②③ともに米国で2025年4月に確定申告が必要になります。
③の家賃収入は両国で課税されているので、外国税額控除を行います。

まとめ

一覧に整理すると下表のようなイメージになります。

タレントの岩橋氏の前提からは、このような課税関係が考えられそうです。
そして、両国での二重課税の③の家賃収入は米国で税額控除をうけることになります。
※租税条約の修正事項はありません。

★★★　おめでとう～！　WBC日本３大会ぶり３度目の優勝　★★★
Japan defeats US. Wow! 3-2 to win World Baseball Classic‼

素晴らしい感動でした！
WBCは準決勝、決勝ともに、どきどきで手に汗握る名勝負で、名シーンだらけの今大会でしたね。
日本代表の彼らの活躍は目を見張るものでした^^
特に準決勝村上選手の逆転サヨナラホームラン打と、決勝戦最終回の大谷vsトラウトの対決はベストシーンのように思えます。

最近特に、日本は米国の後ろについて歩く（？）という色合いが払しょくできない筆者でしたが、”やればできるＹＤＫ～！”
Japanだって自立できるんだ、やった～という妙な自信と感動でした（笑）

★ みなさまはどのシーンに一番感動されましたでしょうか　^^？？

★★★　米国経済の動揺　★★★
さて、米国は経済が大きく動き始めています。
～～新規に生まれ変わるのか・・悪化するのか・・～～
それがどのように展開されるかは今のところはわかっていません。
10日にシリコンバレー銀行と、12日にＮＹのシグネチャー銀行の破綻、16日にCAのファースト・リバブリック・バンクへの資金救済、スイスの金融大手クレディ・スイスの経営不振などから
世界中の市場が動揺しはじめています。

この影響で、自力でドルを調達できなくなる銀行が増えるかもしれないため、19日に米国連邦準備理事会（FRB）と日米欧６つの中央銀行が、ドル資金調達で支障がでないよう安全網を拡充すること決めたのです。
この措置は2008年のリーマンショック時と同じ措置です。

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いったい、世界の金融で何が起きているのでしょうか。
そして次に世界不動産ショックが本当にやってくるのでしょうか。
いよいよパクス・アメリカーナ（※）の終焉が近づき、かわりにまさかのChinaが覇権国に置き換わる日が…？
いえいえこれは冗談です（笑）

☆ひとつ言えることは、世界経済はつながっていて、その世界経済の歴史の波はいつも、好景気と不景気を繰り返すという事のように思います。
私達は今起きていることを冷静に注視しつつ、さまざまなことに対して、キャッシュインを確保しつつ、多面的で賢明な備えを考えておく必要があると言えそうです。

※ パクスアメリカーナとは、超大国アメリカ合衆国の覇権が形成する「平和と秩序」のこと。
「パクス」は、ローマ神話に登場する平和と秩序の女神である。

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