おはようございます!
セブンセンスグループ(SSG)の徐です。 

毎年恒例の年末駆け込みシリーズ。
本日は第4弾、年内最後のご案内です!

さあ、レッツゴー!

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昨年2020年12月10日に自民党発表された
令和3年度税制改正大綱の中には、

【贈与税と相続税の一体課税】について
以下のような記載がありました。

(面倒な方は読み飛ばしてください!)

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わが国の贈与税は、相続税の累進回避を防止
する観点から、高い税率が設定されており、
生前贈与に対し抑制的に働いている面がある。

一方で、現在の税率構造では、富裕層による
財産の分割贈与を通じた負担回避を防止する
には限界がある。

諸外国では、一定期間の贈与や相続を累積
して課税すること等により、資産の移転の
タイミング等にかかわらず、税負担が一定
となり、同時に意図的な税負担の回避も防止
されるような工夫が講じられている。

今後、こうした諸外国の制度を参考にしつつ、
相続税と贈与税をより一体的に捉えて課税する
観点から、現行の相続時精算課税制度と
暦年課税制度のあり方を見直すなど、格差の
固定化の防止等に留意しつつ、資産移転の
時期の選択に中立的な税制の構築に向けて、
本格的な検討を進める。
**************************************** 

ここでは、最後に【本格的な検討を進める】と
書いてあるだけで詳細には一切触れていません。
が、近い将来に改正されることは明らかです。

つまり、暦年贈与による相続税の節税策が
近い将来に無くなってしまうのです。

これまで相続対策として有効な手段であった
コツコツ生前贈与が封じられてしまうのです。

封じられることが分かっているのであれば…
そうです、その前までは実行しておくのです!

ということで、今朝はコツコツ贈与の節税効果
について改めて確認しておきましょう。

贈与には2種類の方法があります。

【通常の贈与(暦年贈与)】

【相続時精算課税制度による贈与】

です。

コツコツの積み重ねといえば暦年贈与。
すなわち【通常の贈与】です。
【通常の贈与】の基礎控除は年110万円。

この枠をフルに使って毎年コツコツと贈与
を繰り返すことが相続税対策の基本です。

親から子や孫へ毎年110万円の贈与。
子供が3人いれば毎年330万円の贈与。

これを20年繰り返せば6,600万円もの
多額の現金を無税で移転することが
できるのです。

すなわち、親の相続財産が6,600万円
減るということ。スゴイでしょ!?

例えば相続財産が10億円あるとします。
この人に適用される相続税の累進税率は
55%ですから、6,600万円の贈与をすること
で、なんと相続税は3,630万円も減るんです。

どう?スゴイでしょう!?

では、次のステップ、応用編です。

年間110万円の贈与であれば非課税。
さて、もっと効率のよい贈与の方法
はないのか??

それは・・・毎年310万円の贈与です。

贈与税の基礎控除は110万円。
これを超える部分には10%~55%の
累進税率で贈与税が課税されます。

贈与税の速算表

↓↓

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/zoyo/4408.htm

この最低税率10%が適用されるのは
200万円以下の贈与です。

だから、基礎控除110万円と合わせて
310万円を贈与するのです。

贈与額310万円 - 基礎控除110万円

= 課税価格200万円

親から子へ310万円を贈与すると、
基礎控除110万円を差し引いて
税率は10%となるので、20万円の
贈与税を支払います。

この実効税率は、

税金20万円÷贈与額310万円=6.45%

わずか6%ほどの贈与税を払うだけで、
将来の相続税額がぐ~んと減るのです。

10億円の財産を持つ方に適用される
相続税率は55%。

だから、310万円に対する相続税は
なんと170.5万円。

年内に310万円を贈与すれば贈与税
は20万円。これだけで将来の相続税
が170万円も減るのです。

子供が2人いれば・・・?
3人いれば・・・??

効果はどんどん増していきます。

通常の贈与は暦年課税です。
期限は元旦から大晦日まで。

さて、今日は12月21日。
2021年分の枠を使う期限がもうすぐ
そこまで迫っています。

今年の枠は今年のうちに!

セブンセンスグループ(SSG)には、
税務・労務・法務はもちろん相続や贈与、
遺言に関するプロが多数在籍しています。

いつでもご相談ください!!!

来週もお楽しみに!!